人生とは? 円熟の演奏で心に語りかける
シューベルト:後期3大ソナタを弾く
フランスを代表する名ピアニストで、NHK「ピアノ・スーパーレッスン」の講師として、
ピアノ・ファンを虜にしたミシェル・ダルベルト。
若い頃からドイツ作品を得意とし、シューベルトのピアノ作品全集録音は名盤として評価を得、
世界屈指の‟シューベルト弾き″として有名です。
60代となり円熟期を迎え、音楽の深みと輝きが更に増した今、
改めてシューベルトと向かい合います。
シューベルトが最晩年に人生の苦悩、絶望、喜びをつづった最高傑作である
崇高な3曲のソナタで、ダルベルトは真摯に、聴き手の心に語りかけます。
曲目:
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958、第20番イ長調 D.959、第21番変ロ長調D.960
公演に寄せて
シューベルトはベートーヴェンに畏敬の念を持っていましたが、
その作風は正反対で彼の音楽には争いや抵抗というものがほとんどありません。
彼自身や私たちの感じる苦しみを表現し、さらけ出そうとしています。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ32曲を意識して書かれた25曲(スケッチを含め)ほどのソナタ、
その最後の3曲は特別であり、ハ短調D.958は彼の音楽の中で最も暗く暴力性もある稀な作品、
そして、イ長調D.959と変ロ長調D.960は目的のある旅路、どこかに到着するのでははく、
さすらう、永遠がテーマになっている作品です。 ミシェル・ダルベルト
11月3日(土・祝)15:00開演(14:15開場)
全席指定 ¥4,000
*団体割引(10名以上10%引き)あり *未就学児はご遠慮ください。
♪好評発売中!
お申込み・お問合せ エコルマホール 03(3430)4106